震災の仙台から(14):感謝
3月11日の東日本大震災の発生以後、インターネット、テレビ、新聞その他を通じてこの地域の被災状況が詳しく報道され、また東北大学神経内科、多発性硬化症治療学の被害の実情もこのホームページなどを通してお伝えしてきました。特に今日に至るまでアクアポリン4抗体測定が休止したままであり、大変ご迷惑をおかけしています。全国からこの件に関してお問い合わせをいただいておりますが、現在高橋利幸先生が中心になって復旧に取り組んでいます。検査再開の見通しが着き次第このホームページでお知らせしたいと思いますので、もうしばらくお待ちください。これまでに様々な方々から激励のお言葉やご支援のお申し出をいただきました。また東北大学神経内科義援金には、全国の神経内科関係者の方々からご連絡をいただいたり、MSキャビンの中田さんたちが呼びかけてくださったことなどもあり、既に200を超える個人、団体、企業などの皆さんからお申し込みをいただいております。皆さまのご厚情に御礼申し上げます。
先日、札幌神経内科クリニックの皆さんから激励の言葉を寄せ書きした色紙(写真)と北海道の食べ物がたくさん送られてきました。深澤先生、川島先生、西山看護部長さんや看護師の宿ちゃんや石川さんはじめ皆さんが、私たちを勇気づける一言をそれぞれ書いてくださっていました。実は震災当日、当然の如く私の携帯電話はまったく通じなくなってしまったのですが、その夜自宅にもどりランプ一つで暗い部屋の中にいた時、唯一かかってきた電話は深澤先生からでした。私の携帯の充電切れを気遣ってのごく短い電話でしたが、先生と話すことによって元気が出てきました。
今日もすでに数回の身体に感じる余震があり、防災ヘリコプターが患者搬送のために大学病院屋上のヘリポートで離発着を繰り返していますが、全国の皆さんのご声援に感謝し、みんなで復興に向けてがんばります。(つづく) (藤原)
先日、札幌神経内科クリニックの皆さんから激励の言葉を寄せ書きした色紙(写真)と北海道の食べ物がたくさん送られてきました。深澤先生、川島先生、西山看護部長さんや看護師の宿ちゃんや石川さんはじめ皆さんが、私たちを勇気づける一言をそれぞれ書いてくださっていました。実は震災当日、当然の如く私の携帯電話はまったく通じなくなってしまったのですが、その夜自宅にもどりランプ一つで暗い部屋の中にいた時、唯一かかってきた電話は深澤先生からでした。私の携帯の充電切れを気遣ってのごく短い電話でしたが、先生と話すことによって元気が出てきました。
今日もすでに数回の身体に感じる余震があり、防災ヘリコプターが患者搬送のために大学病院屋上のヘリポートで離発着を繰り返していますが、全国の皆さんのご声援に感謝し、みんなで復興に向けてがんばります。(つづく) (藤原)
by multiplesclerosis
| 2011-04-26 15:58
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