横浜講演会
今日は横浜駅東口にある崎陽軒本店で講演会です。さすが、横浜。100名以上の参加者で熱気がありました。
荏原病院の野原先生のMSの講演は、とっても新鮮に感じました。MSの病態や治療薬の作用機序について、実に分りやすく解説をしていただきました。MSの病態に関わる血液脳関門や免疫異常の話はつい説明するのが億劫で省略しがちなのですが、そうすると様々な治療法の機序を説明しても理解してもらえません。
抗原提示細胞によって活性化されたT細胞が血液脳関門から中枢神経に侵入し、アストログリアやミクログリアも関与して炎症を起こして脱髄が生じる過程のみならず、自然免疫と獲得免疫の違い、免疫寛容が破たんして自己免疫疾患が発症するメカニズムまで説明されて、少なからず感動もしました。
野原先生が非常にわかりやすく自己免疫について解説してくれたお陰でNMOの話もすんなりと理解できた参加者も多かったに違いありません。助かりました。
さらに、今日は司会をしていただいた黒岩教授のアイデアで質問を筆記で受け付けました。そのため、参加者の半数以上から質問が寄せられましたが、それに短時間で次から次へと答えていくのはまるでクイズ大会に出ているようでとても楽しかったです。
荏原病院の野原先生のMSの講演は、とっても新鮮に感じました。MSの病態や治療薬の作用機序について、実に分りやすく解説をしていただきました。MSの病態に関わる血液脳関門や免疫異常の話はつい説明するのが億劫で省略しがちなのですが、そうすると様々な治療法の機序を説明しても理解してもらえません。
抗原提示細胞によって活性化されたT細胞が血液脳関門から中枢神経に侵入し、アストログリアやミクログリアも関与して炎症を起こして脱髄が生じる過程のみならず、自然免疫と獲得免疫の違い、免疫寛容が破たんして自己免疫疾患が発症するメカニズムまで説明されて、少なからず感動もしました。
野原先生が非常にわかりやすく自己免疫について解説してくれたお陰でNMOの話もすんなりと理解できた参加者も多かったに違いありません。助かりました。
さらに、今日は司会をしていただいた黒岩教授のアイデアで質問を筆記で受け付けました。そのため、参加者の半数以上から質問が寄せられましたが、それに短時間で次から次へと答えていくのはまるでクイズ大会に出ているようでとても楽しかったです。
by multiplesclerosis
| 2010-10-03 21:16
| 講演会報告