4アミノピリジン製剤(AMPYRA)がFDAに認可される
Acorda Therapeutics社は1月22日、同社が開発した持続性の4アミノピリジン製剤(AMPYRA錠、一般名dalfampridine)が多発性硬化症の歩行速度改善を目的とした治療薬として米国食品医薬品局(FDA)に認可されたと発表しました。
AMPYRA錠は以前はFampridine SR錠という名称で開発が進んでいましたが、承認を機に商品名をAMPYRAとしたようです。Acorda社のサイトではAMPYRAの専用サイトも準備されています。
AMPYRAは脱髄による神経伝達障害を改善することで運動機能を回復させる効果が期待できますが、脱髄そのものを修復する薬ではなく、後遺症に対する対症療法として用いられることになります。
とはいえ、MSの対症療法に特化した製剤がFDAに認可されたのは初めてのことです。また、AMPYRAは疲労改善やウートフ兆候の改善にも効果が期待できるため、多くのMS患者さんで有用な治療薬となる可能性があります。
Acorda社のAMPYRA専用サイト(英語)
http://www.ampyra.com/home/
CNNのレポート(英語)
http://edition.cnn.com/
AMPYRA錠は以前はFampridine SR錠という名称で開発が進んでいましたが、承認を機に商品名をAMPYRAとしたようです。Acorda社のサイトではAMPYRAの専用サイトも準備されています。
AMPYRAは脱髄による神経伝達障害を改善することで運動機能を回復させる効果が期待できますが、脱髄そのものを修復する薬ではなく、後遺症に対する対症療法として用いられることになります。
とはいえ、MSの対症療法に特化した製剤がFDAに認可されたのは初めてのことです。また、AMPYRAは疲労改善やウートフ兆候の改善にも効果が期待できるため、多くのMS患者さんで有用な治療薬となる可能性があります。
Acorda社のAMPYRA専用サイト(英語)
http://www.ampyra.com/home/
CNNのレポート(英語)
http://edition.cnn.com/
by multiplesclerosis
| 2010-01-23 23:57
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