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第50回 日本神経学会総会

平成21年5月20日~22日に東北大学神経内科主催で第50回日本神経学会総会(学術集会)が行われ、盛況のうちに無事終了いたしました。

今回は第50回という記念の大会で、37年振りの仙台での開催ということもあってか、史上最多の1300題以上の一般演題の発表があり、参加人数も約4500人と過去最大規模になりました。主会場の仙台国際センターはこれほどの参加人数を収容するキャパシティがないので、東北大学の百周年記念会館や青葉城本丸会館も講演会場として使用し、ポスター会場として特設会場を屋外に増設し、セッションを各会場で同時進行させるなどの工夫をしました。各会場間や仙台駅との間はシャトルバスで結び、なんとか運営面での混乱は避けることができました。

自分は事務局本部に常駐していたため、自分が座長をしたセッションと発表したセッション以外の一般演題は全く聴講することができませんでしたが、例年になくMSやNMOに関する一般演題が多かったように思います。MSとNMOのセッションだけで、14のセッション、約100題の発表がありました。特にNMOに関してはこれまでのような臨床的な研究だけでなく、抗アクアポリン4抗体の病態への関与などを解析した研究報告なども多数みられました。

f0183250_19484865.jpg今回の会長招宴は、「多発性硬化症の研究を通して学んできたこと」という演題でしたが、糸山教授が米国留学時代からこだわり続けた病理学的な解析が現在の東北大学におけるNMOの疾患概念の確立に繋がった過程が経時的にわかりやすく講演され、とても好評でした。

招待講演やNMOのシンポジウムではメイヨークリニックのBrian Weinshenker教授とウイーン医科大学のHans Lassmann教授がMSやNMOの最新の臨床的、病理的な研究の講演をしたほか、当講座からもシンポジウムで三須建郎がNMOの病理に関する研究成果を報告し、とても好評でした。

イブニングセミナーでのMSの早期診断と鑑別診断、治療の講演も合わせて、MSとNMOについては十分な勉強ができた総会になったのではないかと思います。


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by multiplesclerosis | 2009-05-24 19:41 | 学会報告
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