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多発性硬化症の患者さん対象のアンケート

現在、多発性硬化症で治療中の患者さんを対象に、簡単なアンケート調査を実施しています。
多発性硬化症の患者さんの声をまとめるいい機会だと思いますので、ぜひご協力ください。

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by multiplesclerosis | 2016-11-29 15:45 | お知らせ

イギリス訪問

f0183250_22445173.jpg 2012年7月24日から29日までの4泊6日でイギリスのリバプールにあるWalton CentreとオクスフォードにあるJohn Radcliffe病院を訪問しました。
 イギリスは、以前から国の公共医療サービス(NHS)によって健康状態や支払能力に関係なく、国民は医療サービスにアクセスできるシステムが確立しています。ただ、日本と同様、NHSの資金繰りには大きな問題があり、10年くらい前までは医師不足もかなり深刻だったようです。今回Walton Centreでの講演に呼んでくれたAnu Jacobはインド出身で、NHSによる医師不足解消のため招聘された専門医の1人です。こうした海外からの専門医の招聘や、地方病院の待遇改善などによって、最近は医師不足も徐々に解消されつつあるようです。それでも、英国全土における神経内科専門医は600名ほどにすぎずません。Walton Centreは、英国で唯一の神経疾患を専門とした拠点病院(ハブ)で、神経内科専門医が30名以上在籍し病院全体で140床ほどあるそうですが、周辺の病院(サテライト)と病診連携(NHSトラスト)を形成しています。Walton Centreには神経内科、脳外科、リハビリ科などがあり、このトラストにより、マージーサイド、チェシャー、ランカシャーとマンチェスタの一部、マン島、北ウェールズの地域を含む350万人の人口をカバーしています。

f0183250_22454726.jpg Walton CentreにはAnu Jacobの他にも何人かMS専門医がいて、数多くの臨床研究(治験)に携わっていました。外来には日帰り患者用のベッドが20床あり、入院が必要ない患者さんの投薬(点滴)、検査(腰椎穿刺、MRI、電気生理)などをまとめて行っています。毎週水曜日に神経内科医が集まるGrand Roundがあり、午前中に症例検討、昼食時にビジターの講演を行っているそうで、今回その講演に呼ばれました。日本における神経内科の医療状況、日本のMSの特徴、OSMSからNMOへの概念の変遷、非典型的MSの実例などを1時間かけて話しました。関連病院のレジデントが集結する日だったため50人もの聴衆があり驚きましたが、和気藹々と楽しい雰囲気で質疑応答できたのが印象的でした。
 Oxford大学のJohn Radcliffe病院はとても大きな病院で、Churchill Hospital、Nuffield Orthopaedic Centre、Horton General Hospitalとともにオクスフォード周辺の地域医療を担っています。神経内科はヨーロッパで最も大きい臨床神経学の講座であるNuffield Department of Clinical Neurosciencesの一部であり、最先端の基礎研究と臨床研究が行われています。2年前にも一度訪問しており、以来いくつかのNMOに関する共同研究をAngela Vincentのグループと行って論文を発表しています。John Radcliffe病院神経内科のGrand Roundは毎週金曜日にあり、午前中に抄読会と症例検討会、お昼前にビジターの講演を行っているようです。講演にはAngelaのグループの他、約30人ほどの神経内科医やナースが聴きに来てくれて、非典型的なMSや軽症のNMOの診断や病因について多くの質問がありました。

f0183250_22461964.jpg 滞在期間中にオリンピックが開幕し、学生は夏休みで、街には観光客があふれていました。リバプールではAnu Jacobの自宅に宿泊し、オクスフォードではJacqueline Palaceの築300年の自宅に招かれてホームパーティーが開催され、Maria Isabel Leiteの自宅ではポルトガル人の神経内科医が集まってポルトガル料理をご馳走してくれました。オクスフォードではKeble Collegeに宿泊し、オクスフォードで最も大きい古い講堂で朝食をいただきました。奇跡的に滞在中一度も雨が降ることなく、有意義な出張となりました。



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by multiplesclerosis | 2012-08-01 22:54 | 講演会報告

Sendai Conference 2012報告

f0183250_7402865.jpg 平成24年7月14日~15日の2日間、仙台トラストシティでSendai Conference 2012を開催しました。海外からは、NMOの診断基準でおなじみのMayo ClinicのDean Wingerchuk、神経眼科が専門のブラジルのMarco Lana Peixoto、Oxford大学の神経内科専門医でMSやNMOを中心にコンサルタントをしているJacqueline PalaceとMaria Isabel Leite、ブリティッシュコロンビア大のAnthony Traboulsee、韓国で初めてMS専門外来を開設したHo Jin Kimの6人を招いて、それぞれの最新の研究内容を含めて講演をしていただきました。いずれの先生方とも共同研究を進めている間柄ということもあってか、忙しいにもかかわらず二つ返事で承諾していただき、何人かは旅費を自己負担してくれてまで参加してくれました。

f0183250_741699.jpg 海外からの演者はみんなフレンドリーでどんな質問にも丁寧に応えてくれていました。国内からは、新潟大の佐治先生、東北大の三須、金沢医大の田中先生、東北大の西山、山口大の清水先生、神経センターの山村先生に最新の研究内容を講演していただきました。また、一般演題として、8人の先生方に症例報告をしていただきました。いずれの症例も大変興味深く、質疑応答も沢山あって有意義な議論ができたと思います。海外のエキスパートからの診断や病態に関する意見は非常に参考になりました。

f0183250_7412864.jpg このカンファレンスの目的は、MSやNMOの診療にあたっている全国の神経内科医(特に若い先生方)に、国際会議を気軽に体験してもらう、臨床研究の興味を持ってもらう、海外研究者と交流してもらう機会を作ることでした。したがって、内容は研修医が聞いてもわかるようなもので、最新の難しい基礎研究の話はありませんでした。MSやNMOの最先端の研究をなさっているエキスパートの先生方にはもの足りない内容になったかもしれませんが、若い先生方には大いに刺激になったようです。多くの日本人の演者が英語での口演は初めてだったと思いますが、海外のエキスパートを前に皆さん堂々とすばらしい口演をしていただきました。
 懇親会ではBest Abstract Awardの表彰式も行い、大本命の宮本先生がしっかりと受賞されて、大いに盛り上がりました。(中島)


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by multiplesclerosis | 2012-07-16 07:53 | 学会報告

世界MSデー

5月25日(水)は世界MSデーです。日本多発性硬化症協会では、世界MSデーのイベントとして、同日東京の数寄屋橋付近でパンフレット配布を行うそうです。

平成23年度「World MS Day」の行事(日本多発性硬化症協会ウェブサイトより)

配布時間は10:00~17:00、ただし配布終了時をもって解散。
ご協賛いただいた製薬会社および一般企業の方々にご協力を要請したため、ボランティアの受付はしていない、とのことです。
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by multiplesclerosis | 2011-05-23 10:47 | お知らせ
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