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“高知多発性硬化症医療講演会”こうち多発性硬化症友の会との共催

f0183250_18414789.jpg 先週の土曜日(12月3日)に高知でこうち多発性硬化症友の会の皆さんと共催で、高知市のお隣の南国市で医療講演会を開催しました。高知ではおととしに続いて2度目の医療講演会でした。かぜぎみで体調は今一つだったのですが、早朝に自宅を出発しなんとか仙台空港から伊丹を経由して、午前11時ごろに高知龍馬空港に到着しました。こうち多発性硬化症友の会の代表の田村大作さん、渡辺さんが出迎えてくださいました。午後の講演会まで少し時間があったので、まず車で坂本龍馬記念館に連れて行っていただきました(写真1)。土佐藩を脱藩した無役の青年が時を武士の世の中から明治へと動かし日本の近代化の基礎をつくり、さらに今日でも多くの観光客をこの町に呼び込んでいることは、驚き以外の何物でもありません。

f0183250_18431621.jpg NPO法人高知県難病団体連絡協議会事務局長の竹島和賀子さんなどとも一緒に昼食をいただいた後に講演会場である南国病院(写真2)へと向かいました。副院長で神経内科部長の吉村公比古先生は前回も会場をお世話してくださいましたし、アクアポリン4抗体陽性症例のご経験もあり、診断や治療のことなどいろいろお話ししました。


f0183250_18435754.jpg 講演会には県内各地と愛媛県から40名ほどの方がご参加いただきました。まずMSとNMOについて、臨床症状やMRI所見、アクアポリン4抗体、両疾患の治療などについて1時間ほどお話ししてから、質問を受けました(写真3)。MSやNMOの症状や診断のこと、新たに承認された経口薬フィンゴリモド(イムセラ/ジレニア)などいろいろご質問をいただきました。
 東日本大震災のことにも少し触れたのですが、高知でも南海地震は既に現実的な脅威としてとらえられており、様々な対策が検討されハザードマップなども作成されているとのことでした。そのような震災時にMSやNMOを含めて神経難病の患者さんがどのように安全に避難し、治療が中断しないようにできるか、大きな課題です。

 その後、会の皆さんと夕食においしい土佐料理を食べながら歓談しました。皆さんがこのような会の活動を通して多くの人たちとの交流を楽しみ、自分自身のやりがいと感じていらっしゃることがよくわかりました。また土佐の男性のみならず、女性の豪快さにも驚きました。翌日は早朝に有名な日曜市の露店で名物の生姜などを買い、田村さんご夫妻に空港まで送っていただき帰路に着きました。
 高知の皆さん、本当にお世話になりました。(藤原)


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by multiplesclerosis | 2011-12-06 18:46 | 講演会報告
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